2009年5月29日金曜日

09/05/29 Jaca → Santa Cilia

 5:30 目覚める。ゆっくりと出発の準備をする。昨日くじいた右足がまだ痛いのでテーピングをする。7:00 出発。日本で買ったガイドは重いので、本棚に寄付していく。

 歩きながらテーピングの巻き方をあれこれ考える。筋の代わりをするように巻いてみたら随分と痛みが減った。たんぽぽだか自生している綿花だかの綿帽子があちこち舞っている。
 10:15 また足首をひねった。痛くて立っていられない。日が昇るにつれてまぶしくなってきたのでサングラスをしたのだけど、林の中へ入ったら足元が見えていなかった。涙。悔しい。見えていないと、気を付けようにもつけられない。早くサングラス外せばよかった。
 わずか初日でくじいて、もう歩けなくなるのかと、くやしくて涙がでる。15分ほど休んでから、恐る恐る歩き始める。赤ん坊より遅いだろう。ゆーさんに何度も待っていてもらう。しかし段々と調子が出てきた。大丈夫かもしれない。
 肩が痛いから背筋を伸ばそうとしてたけど、実はいつもの猫背のほうが痛まないと気づいた。

 2人で適当な歌詞の歌を歌いまくる。前にも後にも、誰も見えない。


 サンタシリア Santa Cilia は小さな村。なぜか村中が道路工事中。ゆーさんが疲れ果てたのでたーさんがスペイン"単語"とジェスチャーでなんとかAlbergueの場所を聞く。頑張った。宿帳によれば、昨日、一昨日とAlbergueには2人ずつしか泊まっていない。

barがシエスタ中だ。Albergueに戻って洗濯をしよう。洗濯機と乾燥機があったので超ラクチン。シエスタが終わるまでまだ時間があるな。ここのインターネットは無料。有線のLANがむき出しになっていたので拝借して自分のPCで使わせてもらった。今日も2人だけだと思っていたら、ドイツ-7人、オーストリア-2人、日本-2人の大所帯になった。ドイツ人の一人に、「洗濯機って超便利ですよ」と言ったら大笑いしていた。洗濯機のドアが開けにくいので教えてあげる。


 いつの間にか、皆barに集合。ワイワイ話す。ドイツ老夫婦と親戚の日本人に良く似たおじさんは、Jacaで知り合ってまたここで会った。さらにスペイン人が3人到着。ドイツ語とオーストリア語は方言程度の差だからお互い理解できるらしく、凄くうらやましい。
 モンクの教会 San Juan del la Pena までタクシーで往復42ユーロと聞いて高いので止めた。他の巡礼者がAlbergueに来たら誘って行ってこようと思っていたら。この人たちは全員歩いて行って来てた。ワォー!

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